仕事がうまくいかない理由とは｜ADHDでも自分らしく働く

こんにちは、当ブログを運営しているしょうです。

私は会社員として10年以上働いてきましたが、「人よりミスが多い」「仕事が続かない」「評価されない」と感じる場面が何度もありました。
精神科で相談した際には「ADHD傾向があるかもしれない」と言われ、自分でも「どうしてうまく働けないんだろう」と悩んできた一人です。

そんな自分でも、働き方を見直し、環境を選び、仕組みを工夫することで、少しずつ「自分らしく働ける道」が見えてきました。

「仕事がうまくいかない」のは自分のせい？

頑張っているのに、なぜか空回りしてばかり。
成果が出ない、人間関係もうまくいかない。
そんなとき、つい「自分がダメなんだ」と思ってしまいますよね。

でもそれ、本当に“あなたのせい”でしょうか？
もしかしたら、今のやり方や環境が「合っていないだけ」かもしれません。

毎回気をつけているのに、つい抜けや忘れが出てしまう。
それが原因で怒られたり、信頼を失ったりすると、自信をなくしてしまいます。

自分なりに工夫しているし、手も抜いていない。
でも、なぜか正当に評価されない──。それは、見えにくい努力が伝わっていない可能性もあります。

雑談が苦手、会議でうまく話せない、上司との相性が悪い…
人間関係のストレスは、思っている以上に仕事全体を重くします。

やることを「覚えておこう」として忘れてしまったり、
その場の思いつきで動いて、優先順位がズレたり。

これは特性であって、「だらしない」のとは違います。

チェックリストを使えばうまくいくのに、周りがやってないから自分も我慢している。
でも実は、その“合わせる努力”こそがうまくいかない原因かもしれません。

何度もミスしてしまうと、「どうせ自分はできない」と思い込んでしまいます。
この思考グセが、さらにパフォーマンスを下げる原因になることも。

細かい作業が苦手なら、全体像を考える役割に寄せる。
話すのが苦手なら、文章や図解で伝える。
得意に寄せていくことが、成果を出す一番の近道です。

忘れないようにメモする、チェックリストを使う、通知で自分を動かす。

工夫や仕組みはズルではなく、「できる状態を作るための戦略」です。

評価軸が合わない職場、感覚が通じにくいチームでは、
どれだけ頑張っても「うまくいかない人」扱いされてしまうことがあります。

努力しているのに仕事がうまくいかないとき、それはあなたの能力の問題ではありません。

やり方や環境が合っていないだけかもしれません。

「自分を変える」よりも、「合う仕組み」「合う職場」に少しずつ近づいていく。
それが、長く続けられる働き方の第一歩です。