こんにちは、当ブログを運営しているしょうです。
私は会社員として10年以上働いてきましたが、「人よりミスが多い」「仕事が続かない」「評価されない」と感じる場面が何度もありました。
精神科で相談した際には「ADHD傾向があるかもしれない」と言われ、自分でも「どうしてうまく働けないんだろう」と悩んできた一人です。
そんな自分でも、働き方を見直し、環境を選び、仕組みを工夫することで、少しずつ「自分らしく働ける道」が見えてきました。
集中力が続かないのは、自分のせい?
仕事中にスマホを見てしまう。
気づいたら他のことを考えていて、進んでいない。
やる気はあるのに、集中できない。
ADHD傾向がある人にとって、「集中が続かない」のはよくあることです。
でも、それは性格や努力の問題ではなく、脳の仕組みと環境が合っていないだけかもしれません。
集中できないときにありがちな状態
周りの音や人の動きが気になってしまう
話し声、キーボードの音、歩く気配など、
ちょっとした刺激に意識がそれてしまうことがあります。
複数のタスクに気を取られて落ち着かない
「あれもやらなきゃ」「これも…」と頭がパンクし、
ひとつに集中できなくなるパターンも多いです。
ADHD傾向のある人の集中の特徴
“過集中”と“注意散漫”を行き来する
好きなことには極端に集中できるのに、興味のない作業はまったく入ってこない。
集中力が安定しないのが特徴です。
時間感覚がズレやすい
「まだ大丈夫」と思っていたら、締切ギリギリ。
逆に「もう時間がない」と焦って、集中を乱してしまうこともあります。
集中力を保つための環境と工夫
静かな場所 or 環境音を用意する
図書館・会議室・在宅ワークなど、自分が集中しやすい環境を選びましょう。
無音がつらい人は、カフェ音・ホワイトノイズもおすすめです。
25分作業+5分休憩(ポモドーロ法)
ずっと集中するのではなく、区切って集中する方が持続しやすくなります。
「1タスクだけ見える状態」にする
画面・机の上・ToDoリストを1つに絞ることで、脳の負荷が減ります。
目に入るモノを最小限にする
スマホ・通知・付箋・開きっぱなしのタブなど、気が散る原因を物理的に排除しておきましょう。
まとめ|集中力は、「仕組みと環境」で伸ばせます
集中できない自分を責める必要はありません。
ADHD傾向がある人にとって、集中とは「才能」ではなく「仕組みと環境の設計」です。
集中できない前提で工夫することが、自分らしく働く第一歩になります。