こんにちは、当ブログを運営しているしょうです。
私は会社員として10年以上働いてきましたが、「人よりミスが多い」「仕事が続かない」「評価されない」と感じる場面が何度もありました。
精神科で相談した際には「ADHD傾向があるかもしれない」と言われ、自分でも「どうしてうまく働けないんだろう」と悩んできた一人です。
そんな自分でも、働き方を見直し、環境を選び、仕組みを工夫することで、少しずつ「自分らしく働ける道」が見えてきました。
「また怒られた…」と悩んでいませんか?
何気ないミスで毎回注意される。
一生懸命やっているのに、なぜか自分ばかり怒られる。
そんな日々が続くと、「自分って社会人としてダメなのかも」と感じてしまいますよね。
でも安心してください。怒られやすさは、性格や能力ではなく、日々の習慣や伝え方のクセで変えられることがあります。
ADHD傾向の人が怒られやすくなる背景
言われたことをすぐ忘れてしまう
「これお願いね」と言われていたのに、他の業務に集中しているうちにすっかり抜けていた。
そんな経験、ありませんか?
これは記憶力の問題ではなく、ADHD傾向による「ワーキングメモリの弱さ」が原因のこともあります。
聞いているつもりで、実は聞き漏らしている
相手は「さっき言ったよね?」と言うけれど、自分では聞いた記憶がない。
会話中に注意がそれてしまい、重要な情報が抜け落ちることがあります。
報告や相談のタイミングがズレている
問題が起きたあとに報告したり、急に相談したりすると、相手には「なぜ今なの?」と感じられてしまいます。
この「タイミングのズレ」が怒られる原因になることも多いです。
「怒られやすい」から抜け出すための視点
怒られない=完璧ではない
誰でもミスはします。でも、「怒られにくい人」は、伝え方や準備の仕方に工夫があります。
完璧を目指すよりも、怒られにくくなる動き方に目を向けてみましょう。
伝える努力を、先回りで習慣にする
「怒られる前に報告する」「早めに確認する」など、相手がイラッとしないための工夫は自分を守るための武器になります。
忘れる前提で仕組みを使う
「もう忘れないようにしよう」と気合いで乗り切るのではなく、忘れることを前提に、仕組みで補うのが賢いやり方です。
怒られにくくなるための習慣アイデア
指示は「復唱+メモ」で確認する
口頭で聞いた指示は、すぐに復唱して「こういう内容で合っていますか?」と確認しましょう。
その場でメモをとって、あとで自分が見返せる形にしておくと安心です。
報連相は「早め&簡潔」を意識する
問題が大きくなる前に、こまめに状況を共有することで、「なぜ言ってくれなかったの?」という怒りを防ぐことができます。
自分ルールで「やらかしやすい時間帯」を対策する
たとえば午後になると集中力が落ちてくるなら、大事な仕事は午前中に終わらせるなど、
自分のコンディションに合わせて仕事を組み立てると、ミスが減りやすくなります。
「怒られメモ」をつけてパターンを把握する
怒られた内容を記録し、「何を・どんなときに・どう怒られたか」を可視化しましょう。
繰り返しやすい失敗パターンに気づければ、対策も立てやすくなります。
まとめ|怒られやすさは、習慣で変えることができます
何度も怒られてしまうと、自信をなくし、「自分はダメなんだ」と思ってしまいがちです。
でも実際は、怒られやすさの多くは日々の動き方・伝え方・仕組みの不在によるものです。
あなたが悪いのではありません。
怒られやすさは、見直せる習慣で少しずつ変えていけます。
自分を責めるより、自分を守る工夫を身につけていきましょう。